創造療法カウンセラーコース(旧:創造療法ディプロマ)

 

コース期間

1年制(42週間)

受講期間

2023年9月~ 2024年6月 

学期構成

1年間3学期で構成

学習所要時間

週あたり最低3〜5時間の学習 

修了証

リーブスインスティチュート 創造療法学部 創造療法カウンセラーコース

※ CMA(国際代替医療協会)では、創造療法カウンセラーコースは、「Self Creative Therapy Counsellor Dipoloma」として認定されています。

コース概要

「創造療法カウンセラーコース」では、リーブス独自の自己治癒の哲学と、人間の可能性と錬金術的かつ創造的変容に関する革新的な研究をベースにして朝倉裕美子によって開発された、ヒーリングも活用する効果的な心理療法である「創造療法」を学びます。

🍃創造療法とは?

創造療法は、様々な心理療法の最も効果的なツールを採用し、リーブスのヒーリング技術と組み合わせることで、短時間で深いレベルの癒しと自己変容を可能にするリーブス独自の心理療法です。

相談者が抱える問題を、頭で理解・受容することにフォーカスする多くの心理療法のアプローチと違い、心・精神・体・魂など、人間のあらゆる側面に対して働きかけつつ、相手の自主性を尊重して、相手の可能性を引き出しながら「創造的な選択と前進」ができるようにホリスティックに導く癒しとガイダンスを提供します。

こうしたアプローチにより、相談者が過去にとどまることなく、いまに向かい合った前向きな姿勢を持てるようにお手伝いします。また、深遠な癒しと気づき、豊かで喜びと充足感に満ちた自己覚醒が可能になります。

自然で自主的な遊びや、言葉にならないことを表現するための描画、体の動き他の芸術的ツールを使った介入を通して、自分の思考、感覚、感情をいろいろな形で表現することを助け、自己理解と自己受容を助けます。また、ヒーリングやエネルギーの理解を通して、相手の可能性や内在する創造力を覚醒しながら自己開発と変容を助けます。

コースでの創造療法の学びは、受講生が自分自身の癒しを実体験しながら学んでいけるように工夫されています。

このディプロマの受講終了後は「準創造療法カウンセラー」として、自分や家族に対して創造療法を施術できるようになります(認定資格ではではないため、プロとしての活動はできません)。

このコースの受講終了後、所定の課題(認定ケーススタディ)を提出し、審査を経たうえでプロとして活動できる認定資格「リーブス創造療法カウンセラー」が取得できます。

※さらに進学し「創造療法プラクティショナーコース」を修了し、「リーブス創造療法プラクティショナー」資格を習得することで、よりプロとしての活動の幅が拡がります。

 

こんな方に最適なコースです

  • 抵抗や葛藤の受容や癒しに興味のある人。

  • 心理療法を受けてみたいと思っていた人。

  • 長く通うのではなく、数回でも効果があり、自信がつくような心理療法を経験しつつ、学んでみたい人。

  • 自分自身の課題や葛藤を理解したい人。

  • 人の力と可能性を信じるアプローチのセラピーを行いたい人。

  • 人格形成や人間の成長に関する錬金術的なアプローチに興味のある人。

  • 過去に向かい、過去について話し深めていくセラピーではなく、現在、今ここに向かって、自分と自分の世界を創造する、希望に満ちた癒しに興味がある人。

  • 自分に希望や強さを見出したい人。

  • 家族や子供に寄り添い、心の支えになりながら、成長を支えていくためのカウンセリング的メソッドや、自然で効果が高く、相手の自尊心を尊重したアプローチを学びたい人。

 

創造療法カウンセラーコースでの学び

 

🍃創造療法カウンセラーコースで学ぶ授業内容を解説しています!

この動画では下記にある履修科目の内容について朝倉裕美子が解説しています。ぜひ、ご覧ください!

 

履修科目(各ユニットのテーマ)

  • 創造療法の目的と介入

    1.創造療法の背景と目的 
    2.創造療法の手法と介入 
    3.人間中心主義アプローチ 
    4.カウンセリングスキル&バイフォーカルビジョン

  • 創造療法の理論と手法

    1.心理療法の基礎理論 
    2.意識の理論 
    3.トランスパーソナル心理学応用

  • 描画:アート

    1.描画理論 
    2.描画の方法と介入その1 
    3.描画の方法と介入その2 

  • 体現:ボディワーク的アプローチ

    1.体現理論 
    2.体現 
    3.体現と描画の組み合わせ

  • 砂現:箱庭療法的アプローチ

    1.創造療法理論における砂現理 
    2.砂現の方法と介入1&2 
    3.砂現の応用 

  • ゲシュタルトとグローバルサイコシンセシス

    1.ゲシュタルトワークの理論とコンタクト 
    2.ケーススタディ 
    3.グローバルサイコシンセシス

 

学期ごとの学びの概要

▶をクリックすると表示されます

第1学期

第1学期では、有効な自己治癒覚醒型の心理療法として、ホリスティックに統合されたセラピーを行う目的に焦点を当て、創造療法とはどういうものかを理解します。また創造療法の朝倉裕美子のイギリスでの長年の研究の元に生み出された創造療法理論は、内的混沌の有効性への研究に基づいた創造的変容を促す心理学的理論です。創造療法理論を深く理解するために、創造療法理論の研究の裏付けとして使われた、心理療法の基礎理論(精神力動学、トランスパーソナル心理学など)の重要なポイントについても学びます。

第2学期

第2期では、自己を理解するためのツールとしての「描画」ワークそして「体現」ワークを学びます。

描画ワークでは、ヒーリングと描画と内省を使って、自分が受容できていない本当の気持ち、抑圧している感覚、抵抗している部分、傷ついている部分を癒しながら受容します。それにより、矛盾のない、自分のためになる人生や日々の選択ができるようになり、より豊かで満ち足りた生き方ができるようになります。どんな状況でどのように描画を使っていくのかなどの介入方法も含めて、その方法論を学びます。

体現ワークは、ダンス&ムーブメント療法やドラマセラピーなどのスキルを、リーブス独自のヒーリングおよび内省技術と組み合わせて、言語を超えて有効な自己理解、自己受容のための内的コミュニケーションを可能にする全く新しいテクニックです。独自の「エンボディメント理論」により、無意識に抑圧している自分の感情や意図や願いに対し、身体を動かすことや内省を通して自覚・解放するダイナミックな癒しが起きます。また、体現も自己治癒の哲学で開発されており、体現を通して自分の気持ちを受容する方法を身につけ、自分にとって必要なことを意識できるようになっていきます。また、このワークを通して心と身体と魂や霊性が常に一つであることを理解できるため、ありのままの自分に対してリラックスすることができるようになります。

第3学期

最終学期では、創造療法の理論で独自に開発した箱庭を使った「砂現」を学びます。リーブス独自の自己創造理論からの自己覚醒、自己発現を目的とし、箱庭療法を深層心理学と錬金術をベースに開発した砂現ワークは、ワークの瞬間に自己変容とカタルシスを起こすパワフルなワークです。リーブス独自の自他関係のバンダリの学びや、自己変容のサポートとしてのヒーリングの自然な活用によって、無理なく喜びある変容を促す画期的なワークです。

また、この学期は、ゲシュタルト心理療法とトランスパーソナル心理学、およびトランスパーソナル心理学から発達した癒しの哲学であるサイコシンセシス、およびグローバルサイコシンセシスをもとにした、リーブス独自の社会的自己実現のための癒しのアプローを学びます。

このように学びを進める中で、ますます深くなる創造療法のアプローチにより、個人的にもホリスティックな、そして社会とのつながりも含めた総合的なセラピーへの理解が深まります。

 

このコースで身につくこと

 

準創造療法カウンセラーについて

 

認定資格「創造療法カウンセラー」について

このコースを修了すると、下記にあげるスキル等の習得・活用ができるようになります。

  • 自分自身の様々な課題に気づき、それに向かい合っていくことができます。

  • コース終了後もそうしたセルフワークができるように身につきます。

  • 家族の感情的・内的な葛藤や問題、課題に対して、それと向かい合い、受け入れ、癒し、そこから気づきを得ていく手伝いができるようになります。

  • 問題を超えていく経験の中で、自分の強さや可能性を感じられるようになります。

このコースでの3学期までの学びと、コース期間中に行う創造療法の施術実習(ケーススタディ)を終えることで「準創造療法カウンセラー」となり、身につけた「創造療法」のスキルを下記に定める範囲で活用することができます。

  • 自分自身や家族など身近な人(注1)に対して、創造療法を施術する(注2)ことができます。

    注1:身近な人とは、顔見知りの間柄であり、施術を受けることに合意及び、施術に対して責任問題等が発生するようなことのない信頼関係の構築された相手を指します。

    注2:「準創造療法カウンセラー」は、プロ活動が可能となる認定資格ではありませんので、身近な人を含む第三者への「有償での施術提供」をすることはできません。

  • 「準創造療法カウンセラー」は、下記の認定資格「リーブス創造療法カウンセラー」を取得しなくても、「創造療法プラクティショナーコース」へ進学し、認定資格「リーブス創造療法プラクティショナー」を得ることができます。

このディプロマでの3学期までの学びをすべて終えた後、リーブスがコース期間中の課題とは別途に定める創造療法の施術実習「認定ケーススタディ」を提出し、審査を経ることで認定資格「リーブス創造療法カウンセラー」を得ることができます。

※「認定ケーススタディ」の提出期限は、卒業後3年以内となります。

認定資格「リーブス創造療法カウンセラー」を得ると、リーブスインスティテュート創造療法学部より、「リーブス創造療法カウンセラー認定証(ディプロマ)」が授与されます。

資格取得後は、リーブスが定める規約を遵守していただいたうえで、プロとして有償で「創造療法」を第三者に施術することが可能となります。

※「リーブス創造療法カウンセラー」の取得は任意であり、必修ではありません。

※ 創造療法以外のさまざまな心理療法メソッドをプロとして提供したい方は、「創造療法プラクティショナーコース」へ進学し、認定資格「創造療法プラクティショナー」を取得することをお薦めいたします。

※「創造療法プラクティショナーコース」へは、認定資格「リーブス創造療法カウンセラー」を取得しない「準創造療法カウンセラー」のままでも進学可能です。

<※創造療法を学ぶ際にご準備いただく用具類について>

このコースでは創造療法の学びと実践で必要となる、箱等の施術用専門用具を、コース料金外のオプションとして、各自の費用負担(概算2万~4万・購入内容によって個人差あり)でご用意いただくことになります。これらの用具はプロとして活動する際にも活用できます。

 

講師&チューター

 

講師

リーブスインスティテュートでの学びは、全講座の講師を務める朝倉裕美子との出会いから始まります。

チューター

コース履修中は、講師及びリーブス・チューターが、あなたの学びのお手伝いをいたします。「学習相談チュートリアル.」(年2回、チューターが担当)や「グループチュートリアル」(年7回、朝倉裕美子が担当)を提供。コースでの学びをより深めることができます。

 

学習環境&学習方法

 

最新のオンライン教育プラットフォーム

リーブスインスティテュートでは、最先端のデジタル通信技術を駆使した国際的なオンライン教育プラットフォーム「CANVAS」を通じて、すべての授業を提供しています。「CANVAS」へは、アプリを経由することで、スマートフォン、タブレット、パソコンよりアクセスが可能です。

「CANVAS」では、朝倉裕美子によるライブ講義、録画講義への参加の他にも、セミナーや会議に参加したり、毎週のディスカッションを通じて学生仲間とつながり、「オンラインジャーナル」を介して学習内容を記録することができます。また、すべての課題について、チューターからフィードバックを受け取ります。

世界のどこにいても、インターネット接続と端末、そして、学ぶための情熱と意欲さえあれば参加できるのが「CANVAS」です。リーブスインスティテュートのオンライン教育は、あなたの生活に柔軟に対応しながら、学ぶことができるシステムになっています。

 

 オリエンテーション

ディプロマコースを開始するにあたっては、学習についての必要事項をご案内いたしますので、事前にリーブスインスティテュートのオンライン学習プラットフォームにアクセスしていただき、学年度の開始準備をしていただきます。どのような準備が必要で、年間を通してどのようなプログラムを学ぶのか等、学習と準備内容がすべて明確になるように情報提供いたします。

 

学習方法

以下のような学習方法から選んで行います。

  • オンライン講義(ライブストリーミングおよび録画)

  • オンラインセミナー

  • グループチュートリアル

  • チューターあるいはメンターによる個別指導

  • グループ・ディスカッション

  • 自己発展のための内省ジャーナル

  • オンラインクイズ

  • 課題等の出題と提出

  • プレゼンテーション(研究発表)

    ※以上の学習方法を全て行うわけではありません。

 

課題・評価について

リーブスインスティテュートでは、授業、学び方、課題、評価のすべてにおいて、大学教育レベルのクオリティを提供しています。またリーブスの教育哲学である、可能性教育の原理に基づいて、一人ひとりの独自性や素晴らしさを発展させることを目指しているものです。

出題される課題は、すべての学生が自分自身の知識として、学びを身につけることを目的としています。全ての課題は、講義内容そのものというよりは、講義を通して自分が何を学び、何を感じ、どのように成長したかにフォーカスしています。課題を通して、自分に向かい合い、自分の言葉で、自分の考え、経験、思いを自信を持って伝えられるプロになるための、自分らしいコミュニケーションもしっかり学べます。

成長するというのは、それまでの自分を超えていくということでもあるので、チャレンジにはなると思いますが、自分らしく、プロフェッショナルレベルの自己表現ができるような成長を感じていただけると思います。

 

自主学習と自己実習について

学期中は、録画講義を繰り返し見直すことができ、見直す度に新しい気づきがあるなど、自主学習に有効に活用していただくことができます。

また、講義を受講する以外に、自主的に学習や実習を行うことにより、講義の学びを深め、自分が実感できる知識や経験として身につけて行く必要があります。それは、講義の学びを、自分自身にとって必要な知識や技術、スキルとしてこれからも活用して行く上でとても重要です。

こうした個人学習には、講義からの復習、週単位で翌週までに行う実習課題、他者と協力し合うグループと行う作業やプロジェクト、自分の学びに有意義だと判断できる参考図書の読書、課題の作成、プレゼンテーションの準備等が含まれます。

個人学習の成果がより高まるよう、リーブスインスティテュートは「CANVAS」上のオンラインリソースを含む優れた学習設備によって、皆様の学びをサポートしています。 

 

修了証の授与

創造療法カウンセラーコース終了後、「準創造療法カウンセラー」のまま卒業する場合は、受講証明書が授与されます。認定資格「リーブス創造療法カウンセラー」を得られた場合は、「リーブス創造療法カウンセラー認定証(ディプロマ)」が授与されます。

 

アカデミック・スタンダード

リーブスインスティテュートが提供するすべてのコースは、英国リーブスインスティチュート 本部での高等教育企画推進委員会の指導のもとに、高等教育として最高の学術基準で提供されます。英国ヒーラー&ヒーリング協会連合によって承認された指導要綱とカリキュラムを参照しています。コース設計とプログラム構造においては、英国高度な教育認定や業界資格認定水準に準じたものを採用しています。代表的な高等教育認定機関であるABC Awardsと、ヘルスケアや社会福祉を含めた幅広い業界の資格水準を定める機関であるCerta Awards による資格認定基準などです。

 

入学申請と入学までの流れ

 
  1. 入学をご希望される方は、以下のリンクから、入学問合せフォームをご記入の上、フォームを送信してご登録ください。(入学対象者は「ヒーリングディプロマ」を修了された方のみとなっております)。

  2. 入学問合せフォームをお送りいただきますと、折り返し受講料についてのご案内と入学申込みフォーム(申込受付期間中)、「志望理由書」がEメールで届きます。

  3. 届いた入学申込みフォーム・志望理由書を記入して送信してください。

  4. 折り返し、その後の必要な手続きのご案内が送られてきます。

  5. 希望コース入学可能通知がきたら、コース申込金の支払い手続き完了を持って、席を確保することができます。

  6. コース申込金の受領確認後5日営業日以内に、初回の受講料お支払いのお願いをお送りしますので、期日までにお支払いをお願いいたします。初回受講料の支払い期日等に関しましては、お申込み頂きました方に個別にご連絡いたします。

  7. コース開始の1週間前に、オンラインキャンパス参加のためのログイン手順通知が届きます。また、リーブスインスティチュートでのコース受講開始のための準備ガイダンスの提供があります。

 
皆様との出会いを楽しみにしております。.png