2022.6.15改定
CPDポリシー
【1.目的】
このポリシーは、現役のスタッフ、講師、卒業生のCPD(Continuous Professional Development:継続的な専門能力開発)を促進、奨励、支援するためのリーブスインスティテュートのコミットメント(公約)を示すために作成されました。
【2.適用】
このポリシーは、すべてのスタッフに適用されますが、特にヒーラーやプラクティショナーとして活動しているスタッフと卒業生に適用されます。
【3.ポリシーの要綱】
このポリシーは、リーブスインスティチュートを認定している各認定団体のCPDポリシーに準拠しており、認定会員組織に必要な最低限の要件を定義しています。
【4.関連規範】
このポリシーは、CNH1,2 及び CNH25 に沿ったリーブスインスティテュートの行動倫理規範(COCE)に関連しています。
【5.役割と責任】
このポリシーがすべての関係者に配布されていることを確認する責任は、英国及び日本のリーブスインスティテュート品質管理者にあります。これを確実に実行し、そのように記録する責任は、個々の実務者にあります。
【6.コンプライアンス違反のリスク】
コンプライアンスが遵守されない場合、実務者はマーケティングやオンラインでの活動にリーブスインスティテュートのロゴを使用することができなくなります。また、公的には賠償責任保険や損害賠償保険に加入している場合にはその費用にも影響することがあります。および、リーブスインスティチュートが認定を受けている各種認定機関からも、その職業や役割に関する資格が十分でないと判断されることがあります。
【7.目的とメリット】
CPDの目的とメリットは、以下に定めるとおりです。
知識、スキル、能力の維持・向上。
理解を深め、新たなスキルを開発することによる、顧客や患者に対するケアと福祉の確保。
ヒーリング全体の発展への寄与、ヒーリングの本質と地位の向上。
霊的および社会的な自己開発の促進。
CPDは、自分自身を向上させるための生涯にわたる継続的な取り組みです。
【8.CPDの構成】
CPDの構成は、以下に定めるとおりです。
フォーマル(形式的)なものとインフォーマル(非形式的)なものがあります。
個人またはグループで行う、構造化されたガイドつきの活動です。
会議やセミナーへの参加を含みます。
オンラインでの活動もリアルでの活動もあります。
公式に認められたCPDコースの形をとることがあります。
ヒーリング施術の際、相談者へのケアの計画時において行う、電話などでの他の専門家との相談や議論の機会もCPDとして認められることがあります。
大規模なフォーマルイベントの形をとることもあります。
ライブラリーで行うことが可能であり、読書や考察を伴うことがあります。
リーブスインスティテュートのリーブスヒーラー、リーブスマスターヒーラーは、クライアントへの施術に関する知識が最新であることを維持・保証するためするため、かつ自分自身とクライアントの安全と利益のため、1年に少なくとも1回、リーブスインスティテュートのCPDイベントに参加することが期待されています。
リーブススーパーバイザーからのスーパービジョンもCPDとして認められています。
【9.適切なCPDのレベル】
リーブスヒーラー、リーブスマスターヒーラーは、ヒーリングを実践する環境に見合ったレベルと基準でCPD を行うべきです(UK Healers 2013)。
最低限必要なことは、すべてのヒーラーが、たとえボランティアであっても、法的要請事項や、環境や実務者の要請事項の変更について認識していることです。
【10.提出可能なCPD記録の作成】
リーブスヒーラー、リーブスマスターヒーラーは、以下の各号に定める理由により、CPD活動の提出可能な記録を残すことが推奨されています。
CPDによって認定を継続することは、専門的な技術開発とリスク管理に注意を払っていることを証明するものであるため、プロとして責任のある活動をしていると評価されます。
癒しに関わる仕事をする場合、常に技術品質を保っていることの証明となる書類として、CPD記録が役に立ちます。それにより仕事の機会が増えるなどの利点があります。
実務者の中には、医療関係者との統合的な仕事を希望する人や、病院、ケアホーム、ホスピスなどで正式に仕事をしたい人もいるでしょう。CPD記録゙は、ヒーラーとしてのスキルと知識を向上させる責任感を示し、プロとしての信頼性を証明するものとなります。
リーブスインスティチュートでは、毎年8月中に、CPD記録の提出がリーブスヒーラーおよびリーブスマスターヒーラーに義務付けられています。それを持って、リーブスヒーラーおよびリーブスマスターヒーラーの認定更新とリーブスホームページでの案内継続となります。